重要ワード
- 戦国時代とは1467年の応仁の乱からの約140年間くらい
- 朝廷
- 幕府
- 寺社勢力
- 下克上
戦国時代とは1467年の応仁の乱からの約140年間くらいのことで、だいたい室町時代と安土桃山時代にあたるよ。時代背景として、【朝廷】【幕府】【寺社勢力】【下克上】を覚えておこう!
一つ目は貴族中心の【朝廷】。
朝廷は国の政治を行う機関のことで、一番偉いのは天皇だったんだ。でも、この時代は政治的な権力はなくて、天皇も国の象徴って感じだったんだ。
二つ目は武士中心の【幕府】。
天皇の代わりに政治を任されていた朝廷の機関のひとつで、実質的な政治のトップは征夷大将軍だったんだ。
三つ目はお坊さんや農民の集まりの【寺社勢力】。
寺や神社がそれぞれ思うままに行動していて、浄土真宗の信徒たちが起こした一向一揆などが有名だよ。
元々は朝廷が政治を行っていたんだけど平安時代くらいから武士が政治に参加してきて、武士が政治をする機関、つまり幕府が生まれたんだ。朝廷は貴族中心の権威ある機関で、武士もそれを利用していたから幕府が朝廷を倒すことはなかったんだ。
そして最後に、身分の低いものがのし上がる【下克上】。
幕府が各地を責任者守護大名に任せてたんだけど、「おれの方が強くね?」って奴がどんどん現れて、領土を支配したんだ。そんな人たちを戦国大名っていうよ。それでどんどん自分たちの領土を拡大して、天下を統一する争いを各地でしたんだ。まさに戦国時代だね!